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GNU Make ( リダイレクト:Make ) : ウィキペディア日本語版
Make

make(メイク) は、プログラムビルド作業を自動化するツール。コンパイルリンクインストール等のルールを記述したテキストファイル (Makefile) に従って、これらの作業を自動的に行う。
複雑に関連し合ったファイルの依存関係を解決するのが make の長所である。例えば、A というファイルを処理して B というファイルを生成するとき、make はそれぞれのファイルの更新時刻(タイムスタンプ)を参照し、A が B よりも新しいときには作業を行うが、B が A より新しければ作業は不要と見なして何もしない。ファイル数が増え、依存関係が複雑になっても、make は Makefile の記述を頼りに必要最低限の作業だけを自動で行う。Autotools を使う事で Makefile の自動生成が可能となる。
UNIXソフトウェアは、ソースコードの形で配布されることが多いが、そのビルド作業にはほぼ必須のツールといえる(ごくまれに make を使わないソフトウェアも存在する)。
なお、make はプログラムのビルド以外の用途にも使用可能である。例えば、LaTeX のソースファイルから DVI 形式のファイルを生成する作業などにも使用することができる。やり方しだいではバッチ処理の簡略化にも使うこともできる。
最初のmakeは1977年にベル研究所のによって作られた。
古いUNIXから派生したツール群の例に漏れず、このmakeも様々な互換性のない方言が存在するため、各Makefileに対して適切なツールを適用する事が必須となっている。
他言語における同様のツールとしてRuby には rakePythonではsetupというスクリプトがある。
== ソフトウェア開発工程 ==
ソフトウェア開発工程における製造 (実装、コーディング) を指して、Make (またはM) と呼ぶこともある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Make」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Make (software) 」があります。




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